完全ワイヤレスイヤホンと言えば、その多くのレビューがモバイルデバイスを対象としている。今回、このワイヤレスイヤホンを購入した理由はラップトップで作業するときに、コードが邪魔にならないイヤホンを使いたいというものだ。
そのため今回のレビューでは、モバイルデバイスの使用には触れない。
結論を先に言ってしまおう。Razer Hammerhead True WirelessはPC、Mac、Android、iOSすべてで動作する（当然、Bluetoothを使える必要がある）。音質も非常に良く、かなりおすすめなワイヤレスイヤホンだ。
評価
デザイン：
コスパ：
実用性：
操作性：
梱包内用
さすが高級イヤホンだけあって梱包も豪華だ。内容は至ってシンプル。説明書、シール、USB Type-Cケーブル、本体、充電ケースが付属している。また、耳にさらなるフィット感をもたらすためのシリコンカバーも付属している。
PCやMacで使えるかどうか
全く問題なく使える。Googleで検索してもPCやMacで使うというレビューはない。しかし、ちゃんと使える。
マルチポイントに対応しているか
公式Webサイトを見ても、ネットで検索しても、マルチポイントに対応しているかどうかにに関する情報は見つからない。実際の対応状況は不明だが、マルチポイントと同じように使うことができる。
実際の方法は、現在ペアリングしている場合は、デバイス内で切断を行い、そして新しいデバイスで接続を行う。わざわざペアリング自体を削除する必要はない。
Macであれば、システムの設定、Bluetoothに移動し、Razer Hammerhead True Wireless Earbudsを右クリックして切断を選択し、別のMacで接続を行えばいい。
良いところ、悪いところ
Razer Hammerheadは非常に良くできたプロダクトだ。しかし、残念なところはゼロではないので、それを説明しておこう。これから購入される方はぜひ参考にしていただきたい。
マルチポイントらしき機能
ペアリングの切り替え不要
ゲームモードでのレイテンシがほぼゼロ
ゲームでの臨場感が素晴らしい
PC、Mac、Android、iOSとマルチプラットフォームに対応
マルチポイント
マルチポイント対応という説明は見つからない。しかし、それらしい機能に対応している。別のデバイスと接続する場合でも、現在接続しているデバイスで切断して、新しいデバイスで接続を行うことでペアリング削除などを行う必要はない。
イヤホンでのペアリング操作は不要
Bluetooth機器のわずらわしいところはペアリングの際にペアリング用のボタンを押してランプを点滅させてからペアリングを行わなければならないところではないだろうか。
このRazer Hammerhead True Wirelessでは、イヤホン側のペアリングのための操作は一切必要ない。接続先デバイスでオン・オフを切り替えるだけで接続が確立される。
ゲームとの相性は最高
さすがはゲームガジェット会社Razer。このイヤホンにはゲームモードが搭載されており、レイテンシが全く感じられない。それだけではなく、ゲーム特有の臨場感を出すためのイコライジングも行われており、低音や高音など絶妙な環境でゲームサウンドを楽しむことが可能だ。
クロスプラットフォーム
Windows 10、macOS Catalina（Macbook Pro 16（2019年）、Macbook Pro 13（2017年））、iPhone xs Max、Sony Xperia 5で試したが、一切問題なく動作した。
充電ケースがちょっとや安っぽい
まぁまぁお高い
オン、オフ、切り替えのアナウンスの音量がデカい
ケースがちょっと…
少し残念だと思ったのがケースの安っぽさだ。プラスチック製なのだが、そのヒンジ部分がぐらつく。また、厚みもあまりない。
ちょっとお高い
価格は14,080円。お世辞にも安いとは言えない。当然、AppleのAirPodsシリーズに比べてば低価格であるが…。
アナウンスのボリュームがやかましい
理由はイマイチわからないが、オン・オフなどのアナウンスオンが異常に大きく、耳に突き刺さる。このボリュームの設定方法をしらべたが小さくすることはできないようだ。ちょっとウルサい。
さいごに
残念なところはあるが、全体的に非常に良い商品だ。実はAnkerのSoundcore Liberty air 2 なども考慮したが、ペアリングが煩わしいのと、デバイスの切り替えがすんなんりできないので、こちらを選んだ。こっちにして正解だった！
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