GTAのようにはいかない。車両を盗むのが”下手クソ”な男

stealing a car

GTAならボタンひとつで車を拝借できるが、現実はそうはいかない。

Jefferson County Sheriff’s Office(ジェファーソン群保安官事務所)によるFacebook投稿によると、アメリカコロラド州である男が車両を数回にわたり盗もうとしたが、毎回逮捕されていたという。この男はある住宅の車を盗もうとしていたところで、家主に見つかり逃走。その後、家主は警察に連絡したが、警察が到着したころには既に姿を消していた。

だが、この男、よっぽど車が必要だったのか、別の場所でトラックを盗もうとしていたが、警察に見つかってしまう。その時彼はこう言ったという。「ダメだ。盗もうとしているんだから邪魔しないでくれよ」。当然だが拘束され、連行された。

この男、今回は未遂ということでしばらく拘束された後釈放された。だが、話はこれで終わらなかった。この男、その数日後再び車を盗もうとして逮捕されていた。そのときのセリフがこれ。

俺って車盗むのが本当に下手クソなんだよね

盗みが下手とかそういう問題か!」というツッコミがあったかどうかは定かではないが、なんとも反省していない様子にはあきれものだ。

以下に同群保安官事務所のFacebook投稿に加え翻訳を用意しておいた。

Try, Try Again. Actually, Maybe NotThey say perseverance is a good thing, but that’s not always true. For example, a…

Jefferson County Sheriff's Officeさんの投稿 2019年12月27日金曜日

何度やってもダメ。

「粘り強さが大事」というが、常に正しいわけではないようだ。たとえば、こんな男がいる。先週、ジェファーソン群の南部の民家で車を盗もうとしていたが家主に見つかった。

その家主から通報を受けたが、我々が到着したころには、ヤツはもういなかった。

心配ご無用だ…。ヤツはすぐに見つかった。数ブロック先で別の車両を盗もうとしていたのだから。

警官がヤツに近づくと、ヤツはまさにトラックを盗もうとしている最中だった。ヤツは警官の声に応えた。「ダメだ。このトラックを盗もうとしているんだから邪魔しないでくれよ」。

ヤツは警官に連行された。

ヤツは牢にぶち込まれたが、しばらくすると釈放された。事はこれで終わりかと思われたが、そうではなかった。先週、「男が車を盗もうとしている」という通報が再び入った。現場に行くと、そう、ヤツだった。ついこの間牢にぶち込んだヤツが、同じように車を盗もうとしていたんだ。

おそらく、今回こそヤツは教訓を得たんだろう。現場に行った警官に対してこんなことを言っていた。「俺って本当に車を盗むのが下手なんだよね」。

我々がこのニュースをシェアしたのは、ちょっと変わった話だったからだが、この機を利用して皆さんには、「車はロックし、怪しい人を見つけたらすぐに通報する」ということを伝えたいと思う。

この男は現在うちの牢に入っている。彼には、この機会を利用して今後社会で普通に生活できるように、カウンセリングや教育を受けてもらえればと思う。

ソース:https://www.facebook.com/JeffersonCountySheriff/photos/a.10151205433034899/10159284244564899/?type=3&theater

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